GAG 1号車





自分でチョコチョコといじっていた、GAG1号車のエンジンがやっと

完成しました。

エンジンの仕様は排気量を変えずに、ヨシムラハイカム・武川強化

バルブスプリング・武川強化クラッチスプリング・武川マフラー・ケイ

ヒンPC20キャブなどです。

それに燃焼室の鏡面加工・バルブの擦り合わせ・ポートの段付修正

&研磨・マニホールドの段付修正などなどをやりました。

替えてあったFスプロケを、試運転前にノーマルサイズに戻したので

ノーマルとの比較もバッチリです。

武川マフラーとPC20のみの時は、70kmちょっとの最高速だった

ので、どの位速くなったかワクワクです。

ちなみに完全ノーマル車は、最高速65Km位だと思います。


準備を整えて、家の近くのいつものテストコースで全開アタック!

2速、3速と引っ張ってみると、中速域からノビがあります。

そして4速で、なんと80Kmオーバー!大成功です。

これでスプロケとキャブセッティングをつめれば、排気量を変えずに

85km位は出そうです。

ヘルメットの中でニヤニヤしながら4速全開で家に向かっていたら

突然エンジン音が「バババッ」と、爆音になりました!


げっ!エンジンが壊れた!?


慌てながら路肩にGAGを止めてエンジンを切り、恐る恐るエンジン

部分を覗き込んだら・・・マフラーが無かった

エンジンに、短いエキパイだけが寂しげに残ってます。


マ、マフラーは・・・ど、どこ行ったぁ?


後を振り返ったら、100m位後の道の真ん中にマフラーが転がって

いる。しかも車(なんとセルシオ)が向かって来てるし!


あぁ〜踏まないでくれぇ〜!!


心の中で叫びながら、メットをかぶったままダッシュで拾いに向かい

ました。

路肩に止めたGAGからマフラーまでの距離は約100m。

駆け抜けたタイムを計ったとしたら、たぶん9.5秒くらいだった

でしょう。


メットをかぶったまま、慌てながら駆けて来る変な奴に気付いたのか

マフラーに気付いたのか、セルシオは無事に避けてくれました。

それからチリチリに熱くなったマフラーを、応急処置でなんとか吊って

おとなしく帰宅しました。

帰宅してからマフラーを見たらキズだらけ・・・だぁ〜いショック!

ついさっきまで喜んでいたのに、今は不幸のズンドコ節状態。

あぁ〜何でマフラー取付ボルトを、チェックしなかったんだぁぁぁ〜


やってる事が10代の頃とまったく同じなσ(^_^)は40歳をすでに

過ぎております。

でもそんな自分が結構好きだったりします、はい。



<教訓>ボルトと頭のネジはちゃんと締めよう!


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