プ ー ル




プールの中で記念撮影♪でもこのあと悲劇が・・・





家族4人でプールに行きました。

自宅から車で3〜40分のところにある「海のこどもの国」です。

超長い流れるプール・2種類のウォータースライダー・波が出る

造波プールなど結構楽しめるプールなんです。

到着して着替えをしてからコインロッカーに荷物を入れて鍵を

抜いたら…鍵の紐がボロイ!マジでボロイ!

切れた紐を何度もダンゴ結びで止めてあって危険な匂いがしました。

無くしたらマズイので、念のため番号を覚えてから右手に巻き付けて

おきました。

そしてプールサイドで準備運動をして流れるプールへGO!

子供達と遊びながら一周して、次にウォータースライダーへ向かい

ました。

夏休みだけど平日なので、待ち時間も無く滑れます。

調子にのって3連続で滑って、流れるプールに戻ろうとしたら右手が

軽い。あれ?と思って、右手を見たら鍵が無い!


「あちゃあ〜予想通りかい!」


そう思いながらウォータースライダー下のプールを探そうとしましたが

滑ってくる人がいるのでプールに入れません。

しかたなく「総合案内所」に行って、鍵を探してもらう事にしました。


か〜すけ
「あのぅ…ロッカーの鍵を無くしちゃったんですけど…」



係員
「そうですか。休憩時間にプールを点検しますので、その時に

 見つかると思います。しばらくお待ち下さい」



丁寧な対応だし嫌な顔もしてないんだけど、内心は


「けっ!またかよ!鍵なんか無くすんじゃねーよ!ったくよう!」


と思ってるような事務的な対応です。


係員
「それで無くした場所はわからないですよね?」



か〜すけ
「流れるプールから上がった時はあったので、その次のウォーター
 スライダーで無くしたと思います。下のプールを探して下さい」


係員が「えっ?」という顔をしました。

無くした場所をσ(^_^)が特定したので、いつもの対応と違っちゃった

のでしょうか?それでも冷静さを装って係員が話を続けます。


係員
「わかりました。それでは探させますので鍵が見つかったら放送で
 お呼びします。その後、お客様の鍵かどうかロッカーで確認させて
 いただきます」


か〜すけ
「いえ、ロッカーの番号はわかります。番号は520番です。紐が
 切れそうだったので、念のため覚えておきました」


係員
「は、はい・・・わかりました・・・」



勝った!σ(^_^)はその時、勝利を確信しました!

総合案内所係員とのバトルにも勝ったことだし、鍵のことはひとまず

忘れてプールに戻ります。

そのあと鍵も無事に見つかり、お昼も食べて午後は流れるプールで

浮き輪に乗ってゆっくりと流されてました。

午前中あまり遊んでいなかった家内は午後になってから元気です。

子供達は相変わらずアクセル全開です。

でもσ(^_^)は充電中。プカプカ流されてます。

このまま南の島まで流されてしまうような錯覚におちいっていた頃に

事件が起こりました。



「痛っ!お母さん、痛いよ。手が顔に当たったよ!」



家内
「えっ?当たったぁ?ごめん、ごめん」



息子
「あはは(笑)」



か〜すけ
「な〜にやってんだよぉ…っておい!鼻血が出てるぞ!
 鼻血、鼻血!」
 



「あぁ〜鼻血が出ちゃったよぉぉ」



高木ブー!いやいや、鼻血ブーです。


家内
「早く上向きなさい!早く、早く!」



か〜すけ
「手で鼻を押さえて、上向いて!上!」



うっかり夫婦
(実は実話です「免許更新」参照)は大パニックです。

というのも、顔がプールの水で濡れているので鼻血がサーっと凄い

スピードで流れるんです。プール内に鮮血が落ちます。


か〜すけ
「とにかくプールから出さないといけないぞ!俺が足のほうを持つ
 から、お前は頭のほうを持て!」


家内
「わかった、わかった!」



二人で娘を持ち上げて、プールサイドに上げようとします。

でも重い!しかもプールサイドもこうなると結構高い!

娘は手で鼻を押さえているのでダメだし、息子はフリーズしてるし。

それでも何とかモガキながらも、娘をプールサイドに上げました。

そののっぴきならない様子に気がついた監視員のお兄さんが、足早

に近づいてきました。


監視員
「どうかしましたかぁ〜
うっ!


血だらけで鼻というか口の周りを押さえている娘を見て、驚きの声

をあげます。


監視員
「きゅ、救護の先生を呼んできますから、そのままでお待ち下さい!」



か〜すけ
「あっ、ただの鼻血ですから…」



って、説明しようとしてるのにもういなかった。

人の話はちゃんと聞きなさいよ、お兄さん!

しかもプールサイドを、おもいっきり走ってるし!

プールサイドは走っちゃいけませんよぉ〜

転んじゃいますよぉ〜

さっきも放送で注意してましたよぉ〜

σ(^_^)は小さな声でつぶやきましたが一生懸命なお兄さん

には聞こえていません。全速力で走ってます。

まぁ取りあえず、そんなお兄さんはおいといてっと。

娘の様子をみたら、鼻血はほぼ止まったようです。

救護の先生を呼びに行った監視員のお兄さんがなかなか帰ってこな

いので、家内に救護室へ行って説明してくるように言いました。

勘違いしたお兄さんが、救護室で


「子供が吐血してプールサイドに寝てます。救急車を呼んで下さい!」


な〜んて事を言ってたら、シャレになりません。

もちろん家内には、走らないで歩いて行くように伝えました。

その後、救護室で処置を受けて、ちょっと横になってたら娘は完全

復活しました。良かった、良かった。

実は娘が鼻血を出した時、σ(^_^)は手に全天候型のカメラを持って

たんです。

プールから娘を上げている時は余裕がありませんでしたが、上げた

あと寝ている娘の写真を撮れと悪魔のささやきが!

でもさすがに娘のそんな写真は撮れませんでした。

こんな甘いことでは報道カメラマン失格です。


っていうか、別にσ(^_^)は報道カメラマンじゃないし!



<教訓> 我家はネタだらけ


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