セリカLB PART1
σ(^_^)の最初の愛車は「トヨタセリカLB1600GT」です。 排ガス規制未対策の昭和49年式の初期型です。 LBは前期・中期・後期とありますが、やっぱ前期が一番っす! 後期型の不細工な前後バンパーなんて見るに耐えません。 とまぁ、そんなマニアックな話しは置いといて。 免許取得ちょっと前に念願のLBを手に入れました。 ドノーマルの中古車です。 その後めでたく免許を取り、しばらくはノーマル状態で乗っていま したが、やはり改造したくてウズウズしていました。 取りあえず中古のパイオニアコンポとワタナベもどきのアルミホイ ールに交換しましたが、ノーマルの車高が許せません。 でも、お金がないので強化スプリングは買えないし・・・ 友人の「牧野」と作戦を練った結果、解体屋からノーマルスプリン グを買ってきて、それをカットして組もうということになりました。 元々付いているスプリングは車検&警察に捕まった時用にとって おきます。 早速「牧野」と解体屋に行き、スプリングを買ってきました。 たしか2,000円だったと思います。 それを前後一巻き半カットして「牧野」に組んでもらいます。 二人の休みを合わせて作業開始! σ(^_^)はヘナチョコなんで助手です。 交換は1本ずつやりますが、まずは簡単なリアから始めます。 スプリングはあらかじめ一巻き半カットしておきました。 そして問題無く片方の交換が終わり、ジャッキを下げてみると・・・ あれ?なんか変?車高が妙に低すぎます。 か〜すけ 「何かさぁ、車高が低すぎねーか?」 牧野 「あたりめーだろ!他が高いんだから低くなっちゃうんだよ!」 そりゃそう〜だ。と、納得して反対側のリアを交換しました。 ジャッキを下げてみると・・・ん?低いぞ? か〜すけ 「やっぱ低すぎだぞ、これ!」 牧野 「だからさぁ、フロントが高いままなんだからしょーがねーだろ!!」 「牧野」は怒り気味です。 ここで「じゃ、もうやんねーよ!」なんて言われたら大変です。 セリカはリアが下がってフロントがおもいっきり上がっている状態です。 止まっていても、まるでフル加速・フル発進をしているような体勢です。 これじゃあ、恥ずかしくて乗ってられません…っていうかまっすぐ走ら ないと思います。 「牧野」の機嫌をとって、フロントの交換をしてもらいます。 リアよりは時間がかかりましたが片方の交換が終わりました。 で、ジャッキを下げると・・・低い、低いぞ〜! でも内気なσ(^_^;)はもう何も言えません。 続けてもう片方もスムーズに交換が終わりました。 いよいよ車高短セリカの完成です。 ワクワクしながらジャッキを下げました。 そしたら・・・げっ!超低い!低いなんてもんじゃありません! フロントはフェンダーとタイヤの隙間に小指がやっと入るくらいです。 リアなんて隙間どころかタイヤに半分くらいフェンダーがかぶってます。 か〜すけ 「な、なんじゃこりゃ!?やっぱ、低すぎじゃねーかぁ!」 牧野 「あれ?おかしいなぁ〜一巻き半しか切ってないんだろ?」 か〜すけ 「間違いねーよ!一巻き半だよ、一巻き半!」 そんな会話をしばらくしていましたが、また元に戻すのは大変だし その前に組むためにはスプリングコンプレッサーが必要です。 結局は格好良いから、しばらくこのまま乗ってみることにしました。 試運転してみたら最悪の乗り心地でした。 だいぶたってからわかったことですが、ノーマルと比べてスプリング の巻き数が三巻き少なかったんです。 どうやら解体屋で買った時点で、すでに一巻き半カット済みだった ものをσ(^_^;)が更に一巻き半カットしちゃったみたいで・・・ カットする前に巻き数の確認すれば良かったけど、そんなことは思って もみませんでした。 その後、超車高短セリカはヤンキー達や、ごく一部の方々からの熱い 視線を浴びることになりました。 続きはセリカ PART2をご覧下さ〜い。 |
<教訓>解体屋は結構キケン! |