ギャラン ラムダ PART1





2台目の愛車は三菱ギャランラムダ(Λ)のGSRターボです。

セリカLBは気にいっていましたが、度重なる故障で廃車にしてしまい

ました。

今考えるともったいなかったのですが、3基目エンジンのバルブが飛

んで立ち往生をしてしまい、もう諦めました。

セリカはパワステ・パワーウインドウ無し、クーラー効かない・・・

などなど快適装備がほとんどありませんでしたので、次の車はフル

装備でしかもそこそこ速い!ってのが希望でした。

色々と検討した結果、当時流行り始めていたターボ車の三菱ラムダ

にしました。

乗ってみると快適、快適!OHCだけどターボが効くと結構速い!

でもその速さが一つの不幸につながってしまいました。

ある日、彼女を乗せてラムダで走ってました。

別に飛ばすわけでもなく60Km位で流して走っていると、黒のクラウン

セダンがゆっくりと追い越していきました。

σ(^_^)は別に気にしていませんでした。

すると普段はそんな事を言わない彼女が急に言ったんです。


あれ?あんな遅そうな車に抜かれっちゃったよ!?


そんな事を言われたら抜き返すしかないっすよね!

σ(^_^)は気合を入れてアクセルを踏み込みます。

ヒュィィ〜ンというタービン音も高らかに、あっという間にクラウン

を抜き返しました。

そこで抜いた後にスピードを緩めれば良かったのですが、σ(^_^)

の中でのスイッチがONになってしまい、その後も120Km位で走っ

ていました。

ふと気がつくとタービンから変な音が聞こえます。

いつもとは違った感じのタービン音です。

ん?何だろう?」と思い、アクセルを放しても音は消えません。

不安なので止まろうと思って、ルームミラーで後方を確認したら・・・

さっき抜き返したクラウンセダンが真後ろにいました。

でもちょっと違うのは、屋根の上の端に赤い物を付けてます。


うわっ!覆面パトカーだ!


そうです。覆面パトカーをフル加速で抜いちゃったんです。

変な音の原因は覆面パトカーのサイレン音でした。

これは逃げられないと思い、すぐに車を路肩に止めました。

そして私服警官が降りてきて、説教が始まります。

その説教の中で「これから交通課を呼んでもいいんだぞ!」という

言葉をσ(^_^)は聞き逃しませんでした。


あぁ〜こいつらは刑事課かなんかだな。ってことは速度も測って
 ないし、キップも切れないな。シメシメ…


心の中で「バク転」をして喜びます(実際には、もちろん出来ません)

心の中とはウラハラに「反省しまくってます!ご免なさ〜い」という

態度が良かったのか、無事に何事もなく難を逃れました。

パトカーを抜いて捕まっちゃった!そんな他の人の失敗談を聞いた

時はパトカーを抜くなんてバカな奴だなぁ!と思って笑っていましたが

実はσ(^_^;)もそんなバカな奴でしたとさ。チャンチャン!



<教訓>サイレン音はタービン音に似てる!



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